ニコ・ヒュルケンベルグ(ウィリアムズ)が、今季限りでウィリアムズを離脱する。
「ニコはウィリアムズを去る」ヒュルケンベルグのマネジャーであるウィリー・ウェバーが、『Express(エクスプレス)』紙へ語った。その一方でウェバーは、ヒュルケンベルグが来季もほかのチームからF1に参戦すると断言した。
ヒュルケンベルグの離脱を受け、GP2チャンピオンであるパストール・マルドナードが、大スポンサーとともにウィリアムズ入りを果たすとみられる。マルドナードは母国ベネズエラの国営石油企業PDVSAの支援を受けており、1,200万ユーロ(約13億5,000万円)を持ち込めるとも言われている。
ヒュルケンベルグは、ウィリアムズが資金面で苦しんでいると認め、2011年に向けてはウィリアムズ以外の選択肢もあると語っていた。2011年のヒュルケンベルグは、ウィリアムズがギアボックスを供給するヒスパニア・レーシング(HRT)へ移籍するとのうわさもある。