3日(水)に発表された2011年のF1カレンダーでは、暫定扱いになった中国GPだが、問題になったのはコースの排水能力と路面のでこぼこであるようだ。
中国GPが行われる上海インターナショナル・サーキットは、サーキットのライセンス期限が切れたため、発表されたカレンダーでは暫定扱いになった。
ライセンスを再取得するには、コースの改修が必要だと報じられていたが、『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』が改修の詳細を報じている。
『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』によると、中国GPが2年連続で雨のレースになったことで、統括団体FIA(国際自動車連盟)はサーキット側に対し、コースの排水能力向上を要求したようだ。
また、コース路面のでこぼこにも対応するようFIAが要求したことも報じられている。
「上海インターナショナル・サーキットの承認ライセンスは期限が切れており、FIAが新しいライセンスを発行するには、コースでいくつかの作業を行う必要がある」とスポークスマンも認めた。