ブルーノ・セナ(ヒスパニア・レーシング)は、F1チームらしい最新シミュレーターではなく、ゲームで韓国GPに向けた準備を進めていたようだ。
2010年からF1に参戦しているセナにとっては、経験のないサーキットでのレースが続いている。しかし、F1初開催となる韓国GPは、全ドライバー、全チームにとって初めてのコースとなる。
セナの所属するヒスパニア・レーシングは、予算もデータも他チームよりも少ない状態だ。そのため、初開催の韓国GPでは、ほかのレースよりも他チームに近い状態で戦えるとの意見もある。
しかし、セナはチームの苦しい状況が大きく変わることはないとして、『Globo(グローボ)』へ次のようにコメントした。
「全員にとって新サーキットだからといって、何も変わらないよ」
「F1ドライバーのレベルがとても高いだけではなくて、各チーム間の格差は大きいからね」
「大きなチームのドライバーは、近代的なシミュレーターで準備をしている。僕は家に引きこもってビデオゲームで練習だよ」
セナのチームメートであり、レースに出られない状態が続いているカルン・チャンドックは、先日にレッドブルが韓国GPの開催サーキットで行ったデモ走行でドライバーを務めていた。そのため、セナはチャンドックにコースの詳細を聞いていたという。