ミハエル・シューマッハ、2011年がラストチャンス？

2010年10月08日（金）

ミハエル・シューマッハ（メルセデスGP）にとって2011年は、今も競争力が衰えていないことを示す最後のチャンスになる。シューマッハの母国ドイツの『Bild-Zeitung（ビルト・ツァイトゥン）』紙がこう伝えた。

シューマッハはメルセデスGPと3年契約を結び、2010年に現役復帰を果たしたものの、期待されていたような結果を残せていない。そのため、メディアではシューマッハの引退を求める意見も高まっているが、シューマッハは2011年も現役を続行すると語っている。

「ビルトが情報入手。シューミ（シューマッハの愛称）には期限がある」

「もし2011年も彼が後れを取るようなら、メルセデスGP在籍が終了する。3年契約は関係ない」と『Bild-Zeitung（ビルト・ツァイトゥン）』は伝えた。

『Bild-Zeitung（ビルト・ツァイトゥン）』は、今シーズンこれまでの15戦中12戦でシューマッハがチームメートのニコ・ロズベルグに負けたことを指摘し、次のように語るメルセデスGPのチーム代表ロス・ブラウンのコメントを掲載した。

「ニコについては満足している。マイケル（シューマッハ）については、状況がよくなることを期待している。彼はまだ最高の状態ではない」

「彼らがお互いを破りあってくれればうれしい。どちらか一方が後ろになり続けるというのは、良くないことだ」

ミハエル・シューマッハ | メルセデスGP