フォース・インディアのリザーブドライバーであるポール・ディ・レスタは、シンガポールGPでフリー走行に出走するチャンスを得られなかった。
ディ・レスタは今シーズン、複数のレースで1回目のフリー走行に出走してきた。これはシーズン中のテストが禁止されている現在のF1で、ディ・レスタにF1での経験を積ませることと、実際にF1で使用されるサーキットを覚えさせるのが目的だった。
しかし、シンガポールGPが行われるマリーナ・ベイ・サーキットは市街地コースであり、常設のサーキットよりも攻略が難しい。また、フォース・インディアはシンガポールGPで新パーツを投入する予定にもなっていることから、レースドライバーにより多くの時間を与えることが必要と判断された。
これまでにもディ・レスタは、モナコGPをはじめとした数戦で、同じような理由からフリー走行に出走できていなかった。