小規模F1チームの首脳陣が、2011年シーズン中のテスト禁止ルール緩和に同意するつもりはないと認めた。
マクラーレンのチーム代表であり、各F1チームによって組織されるFOTA(フォーミュラ1チームズ・アソシエーション)で会長も務めるマーティン・ウィットマーシュは今週、2011年シーズン開幕前のテストが6回に増えることを明かした。
その一方でウィットマーシュは、小規模チームがシーズン中のテスト禁止緩和に同意することはないだろうとして、こう語っていた。
「個人的には、もっとテストをしたいと思っているが、いまだ苦しい状況にいるチームがあるという事実もきちんと認識している」
『Auto Bild Motorsport(アウト・ビルド・モートアシュポルト)』誌は、前戦ベルギーGPの際にシーズン中のテスト禁止緩和が話し合われたものの、大規模チームが求める緩和に小規模チームは応じない構えだと報じた。