今年のドイツGPを開催したホッケンハイムリンクは、赤字を出すことを避けられたようだ。
7月25日(日)の決勝を観戦するため、6万5,300人ものファンがサーキットに足を運んだ。そして、F1最高権威バーニー・エクレストンとの間に新しい契約が結ばれたことも合わさり、14万ユーロ(約1,500万円)の黒字を計上できたとのことだ。
ホッケンハイム市長のディーター・グンマーも、『Schwetzinger Zeitung(シュヴェツィンガー・ツァイトゥング)』紙へ、このニュースを認めている。
これ以上はF1開催を続けられないとホッケンハイムが訴えたため、エクレストンは昨年、自らが経済的なリスクを負担する形で2018年までの新契約を結んでいた。
グンマーによると、ホッケンハイムが以前結んでいたF1開催契約が継続されていた場合、2010年のドイツGPは720万ユーロ(約7億9,000万円)の赤字を生み出していたようだ。