ベルギーのスパ・フランコルシャンで31日(土)、FIA GT1世界選手権第5戦が行われ、リカルド・ゾンタ/フランク・ケーヒル組のランボルギーニ・ムルシエラゴが優勝した。
予選レースでは、ポールポジションを獲得していたザビエ・マーセン/ヨス・メンテン組のコルベットがトップでレースを終えていた。ゾンタ/ケーヒル組のランボルギーニは2番手で予選レースを終えた。
そして迎えた決勝レース、スタートでゾンタがマーセンの前に出たものの、マーセンもトップを争っていた。しかし、マーセンはパンクに見舞われ、戦線離脱となった。
その後、ピットストップを終えたトマス・ムッチュ/リチャード・ウェストブルック組のフォードGTがトップに立つが、セーフティカーが導入される。レースが再開すると、ケーヒルがムッチュを抜き、再びランボルギーニがトップに。ランボルギーニはそのままチェッカーまでトップの座を守りきり、優勝を果たした。
2位にはアルフリッド・ヘーガー/アレックス・ミュラー組のマセラティMC12が入り、ムッチュ/ウェストブルック組のフォードGTが3位になった。
GT-R勢では、ミハエル・クルム/ピーター・ダンブレック組が2番手を走行していたものの、レース終了の2分前に無念のリタイア。荒聖治/マックス・ニルソン組のGT-Rは16位だった。
ドライバーズ選手権では、アンドレア・ベルトリーニ/ミハエル・バルテルス組がトップのまま。チーム部門でもビタフォン・レーシングがトップの座を守った。