2010年F1第11戦ドイツGPが7月23日(金)、ホッケンハイムリンク(1周/4.574km、7月25日決勝67周/306.458km)で開幕し、現地時間10時(日本時間17時)から90分間、プラクティス1回目が行われ、エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)がトップになった。
2010年シーズン後半戦の幕開けとなるドイツGP。今年はホッケンハイムリンクで開催される。日本のファンにとってうれしいニュースとして、山本左近(ヒスパニア・レーシング)の参戦がある。
前戦イギリスGPではブルーノ・セナ(ヒスパニア・レーシング)に代わってレースに出場した左近だが、今回はカルン・チャンドック(ヒスパニア・レーシング)に代わっての出場になっている。
セッション開始時の天候は雨、気温18℃、路面温度は19℃。事前の予報どおり、ウエットでの幕開けとなったドイツGP。セッション序盤はコース上の水量が多かったこともあり、ガレージにとどまるクルマが多かった。セッション中盤に多くのクルマが走行を始めると、今回が母国グランプリのニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)がトップに立った。
その後、急速に路面が乾き始めるとインターミディエイトタイヤを装着したセバスチャン・ベッテル(レッドブル)がトップタイムを更新。しかし、エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)がベッテルのタイムを更新してトップに立った。
だが、セッション終盤にフェリペ・マッサ(フェラーリ)がトップタイムを更新。しかし、セッション終了間際にスーティルがトップに立つ。結局、スーティルがトップのままセッションは終了。スーティルのタイムは1分25秒701だった。
2位から5位までの結果は次のとおり。
2位フェリペ・マッサ(フェラーリ)1分26秒850、3位ジェンソン・バトン(マクラーレン)1分26秒936、4位ルーベンス・バリチェロ(ウィリアムズ)1分26秒947、5位ビタリー・ペトロフ(ルノー)1分26秒948。
小林可夢偉(ザウバー)は20位、山本左近(ヒスパニア・レーシング)は24位だった。