メルセデスGPとフェラーリが、ドイツGPに向けてクルマの改良を行ってきた。
ドイツでの報道によると、メルセデスGPの2010年型車W01にはスイッチで切り替え可能なFダクトシステムや、改良されたエキゾーストシステムが搭載されているという。
「懸命に作業を進めてきた。この2戦で直面した多くの問題を解決した」とメルセデスのモータースポーツ責任者ノルベルト・ハウグは語る。
だが、メルセデスGPのチーム代表ロス・ブラウンは慎重な姿勢を崩しておらず、『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』が次のようなブラウンのコメントを報じた。
「残念なことに、風洞ではすべてを再現することができない。例えば、高速時に高温の排気ガスが与える影響などは再現できないものだ」
「だが、もしすべてが計画通りに機能すれば、われわれも自信を持てる」