今年で80歳になるF1界の最高権威バーニー・エクレストンが、引退する気はまったくないと語った。
F1の統括団体FIA(国際自動車連盟)のマックス・モズレー元会長とともに、1970年代から権力を大きくしてきたエクレストンは、『Bild am Sonntag(ビルト・アム・ゾンタック)』へこうコメントしている。
「やめることなどできない」
「私にとって引退は、死も同然だ」
「もし朝に目覚めたとき、何も問題がなかったり、何も心配するようなことがなかったりすれば、もはや目覚める価値などない」
エクレストンは昨年、長年連れ添った妻スラビカさんと離婚、現在は年の差が大きいファビアナ・フロシさんがエクレストンの新しいガールフレンドになっている。フロシさんは、ブラジルGPのマーケティングにかかわっている人物だ。
エクレストンは、現在ロンドンでフロシさんと一緒に住んでいることを認めている。