ロバート・クビサ(ルノー)がカナダGPの決勝後、スチュワードから戒告処分を科された。
処分の対象となったのは、エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)とバトルを繰り広げている際のクビサのドライビングだった。
スーティルとクビサはバックストレートでサイド・バイ・サイドになったが、ピットインしようとしていたクビサは右側にいたものの、ピットレーンへ入るには最終シケインで右へ曲がらずに、直進する必要があった。
そのためクビサは、いったんスーティルの後ろにまわったものの、スーティルが早めに減速したため右側からスーティルを抜き、スーティルの前を横切る形でピットレーンへ入っていた。
クビサはレース後、「僕は右側にいたんだけど、ピットへ入るために彼の後ろにまわった。でも彼がかなり早く、しかも激しくブレーキングしたんだよ。クラッシュを避けるために、彼をまわり込む形でピットへ入るしかなかった」とコメントしている。
しかし、スチュワードはクビサのピットレーンへの進入方法が危険だったと判断。クビサは戒告処分を科された。