ニューヨークからクルマで90分の位置にあるモンティセロ・モーター・クラブ(MMC)で2012年か2013年にアメリカGPが開催される可能性は、20%だという。
先週には、MMCのアリ・ストラウス会長がクラブのメンバーに対し、F1最高権威バーニー・エクレストンと話し合いを行っており、サーキットデザイナーとして知られるヘルマン・ティルケがすでに現地を訪れたことを伝えたと報じられていた。
クラウスは、政治的な支援を取り付けることに取り組んでおり、まだ「契約が成立したわけではない」と語っている。
だが、現地の『Times Herald-Record(タイムズ・ヘラルド-レコード)』によると、最近にストラウスとMMC会長のウィリアム・マクマイケルがロンドンでエクレストンと会っていたようだ。
MMCのコースは2008年にモンティセロ空港の跡地に3,500万ドル(約31億円)で建設されたが、F1開催には1億5,000万ドル(約134億円)の改修と、年間数百万ドルになるF1の承認費用が最大のハードルになるようだ。
「われわれは、慎重になりながらも楽観的になっている。もし賭けないといけないと言うのなら、可能性は20%だと言うよ」とストラウスは語っている。