ウィリアムズ、エンジンサプライヤー変更を否定

2010年05月24日(月)
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ウィリアムズが、エンジンサプライヤーの変更を検討しているとの報道を否定した。

ウィリアムズは今年、コスワースエンジンを使用しているが、このエンジンのパフォーマンスが低下することに不満を持っているとうわさされている。

来年に向けては、ロータスや新規参戦の可能性が高いとされるARTがルノーエンジンを使用するのではないかと言われているが、ウィリアムズもルノーエンジンを使用する可能性があるとのうわさが出ていた。

しかし、『motorsport-aktuell.com』は次のように語るウィリアムズのチームCEOアダム・パーのコメントを掲載した。

「私は彼ら(コスワース)に満足しており、他のエンジンを探しているわけではない」

パーはさらに、走行距離を重ねたエンジンのパフォーマンスをどのように維持するか、ウィリアムズがコスワースと共同で取り組んでいることも明かした。

「それこそまさに、彼らが取り組んでいることであり、すでに進歩を見せている部分でもある」ウィリアムズのテクニカルディレクターであるサム・マイケルもこう認めている。

しかし、前戦モナコでは、ルノーエンジンを使用するレッドブルとワークスのルノーが予選と決勝でトップ3を独占しており、ルノーのパッケージも強力なことが想像できる。

「ルノーエンジンの競争力は非常に高いと思う」

「特にこのコースでは最高なエンジンだ」とウィリアムズのチーム代表フランク・ウィリアムズはモナコで語っていた。

だが、現在使用しているコスワースエンジンについてウィリアムズは、「われわれは常に、もっと馬力が欲しいと思うものだが、悪いエンジンではない」と加えている。

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