メルセデスGP、モナコは旧型マシンで戦う

2010年05月11日(火)
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メルセデスGPは今週末、スペインへ持ち込んだ改良版のクルマではなく、序盤戦を戦ったクルマでモナコGPに挑む。

スペインGPでメルセデスGPは、ホイールベース延長などを行ったクルマを投入し、同チームのミハエル・シューマッハは今シーズン初めてチームメートのニコ・ロズベルグを予選と決勝で上回ることができた。

だがドイツのメディアによるとメルセデスGPは、序盤戦にロズベルグが表彰台を2度獲得した中国GPまでのパッケージをモナコで使用するようだ。低速で曲がりくねったモナコのコース特性には、古いパッケージの方が合っているとのこと。

しかし、ホイールベースの短い旧パッケージには、スペインGPで登場した板状のロールオーバー構造や左右に分かれたエンジン用のエアインテークなど、最新の空力パーツが搭載されるようだ。

「バルセロナよりも競争力が高くなると非常に楽観視している」とメルセデスGPのニック・フライCEOは『RTL』へコメントしている。

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