F1で7度タイトルを獲得し、ドイツのスーパースターになったミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)が現役復帰したものの、7月に行われるドイツGPのチケットはまだ完売していない。
今シーズンは、シューマッハが復帰しただけではなく、合計で6人ものドイツ人ドライバーがグリッド上にいる。
バルセロナのパドックで、今年のドイツGPが行われるホッケンハイムの責任者ゲオルグ・ザイラーは、これまでに55,000枚の決勝チケットが販売されたことを発表した。
さらに『SID』通信に対しザイラーは、シューマッハの復帰発表後にチケット販売が向上し、2010年のレースは収支がトントンの状態だと認めている。
2008年にホッケンハイムで開催されたレースでは、62,000人の観客が観戦していた。
しかし、ホッケンハイムは75,000人を収容可能で、仮設スタンドを設置すれば、12万枚のチケットを販売することもできるとザイラーは語る。
「シューマッハがレースに勝ち始めることを願っている。そして6人のドイツ人ドライバーがいれば、きっと満員になるだろう」とザイラーはコメントした。