中国GPのフリー走行で、ウィリアムズはFダクトをうまく機能させることができなかったが、メルセデスGPのFダクト導入は成功しているようだ。
メルセデスGPは、16日(金)にもミハエル・シューマッハのクルマでFダクトのテストを行っていたが、他チームとは大きく異なる手法でFダクトを導入しているため、その存在に気付かない関係者も多かった。
他チームはシャークフィンの中をダクト状にし、その中を通してエアインテークから取り入れた空気をリアウイングのすき間から放出しているが、メルセデスGPはダクト状のシャークフィンを使用していない。
だが、17日(土)のフリー走行ではシューマッハとチームメートのニコ・ロズベルグが2人ともFダクトを使用していたとみられる。