中国GPのフリー走行でセバスチャン・ブエミ(トロ・ロッソ)がクラッシュしたが、初期的な調査を終えたトロ・ロッソがその原因を発表した。
ブエミはバックストレートを走行中、ヘアピンへのブレーキングでフロントサスペンションが左右とも壊れ、ホイールを脱落させながらグラベルでクルマを止めていた。
トロ・ロッソはその後、右フロントのアップライトが壊れたためにサスペンションアームが破損しクラッシュしたと発表している。
『SID』通信などによると、右フロントのサスペンションが壊れたため、すべての負荷が左フロントにかかったことから、サスペンションが左右との壊れたとのことだ。
壊れたサスペンションは新たに設計されたものだったが、フリー走行2回目からは以前のデザインのサスペンションがトロ・ロッソのクルマに搭載されるという。
「素材の問題、もしくは素材の扱いの問題だと思っている。だが、ファクトリーでしか調査はできない」とトロ・ロッソのチーム代表フランツ・トストは話している。
ブエミはクラッシュ後にサーキットのメディカルセンターへ行ったようだが、ケガはないとのことだ。