フォース・インディアのエイドリアン・スーティルが、マレーシアGPを前にした心境を語った。
Q:残念なことに、オーストラリアGPはリタイアになってしまいましたね。ですが、あの時点までは前向きなレースを展開されていました。週末を振り返ってみていかがですか?
エイドリアン・スーティル(以下、スーティル):もちろん、レース序盤(9周)でのリタイアは残念なものだよ。パワーを失い始めて、あの状況ではリタイア以外にできることはなかった。いいレースになるだろうと思っていたから、少しフラストレーションがたまるね。
スーティル:僕たちはいいポジションにいて、上位勢のペースで走れていた。ああいったコンディションでは、いつも僕たちのクルマとチームがいいパフォーマンスを発揮しているんだ。
スーティル:あの時点まで、週末はかなりうまくいっていた。またQ3にすすめたし、もっと上のグリッドを獲得できるとも感じていたから、かなり前向きだよ。いろいろなタイプのコースで競争力が高いことを示しているし、トップ4チームからも大きく離されていないから、そういった意味ではとても励みになるね。
Q:マレーシアに向けた心境をお聞かせください。
スーティル:マレーシアはいつもいいイベントになる。身体的に厳しいけど、いろいろなタイプのコーナーがあって、オーバーテイクできる場所もあるから、楽しみにしているイベントなんだ。
スーティル:去年もそうだったように、いつも天候が面白い挑戦を与えてくれるね。今年の僕たちは、今までのように雨を願う必要はない。どんなコンディションでも対応できるよ。
スーティル:このレースで絶対にポイントを獲得したいと思っている。この2レースもポイントを取れるはずだったから、この仕事をきちんと終わらせたいよ。
Q:マレーシアGPでの身体的な挑戦に向けて、どのような準備を行っていますか?
スーティル:暑さと湿度で、マレーシアはとても厳しいイベントになる。レースで4kgやせることもあるから、体調と集中力がかなり重要になる。
スーティル:体を慣れさせるため、オーストラリアGPの翌日の夜にマレーシアに来て、ランカウイで3日間トレーニングしたんだ。ランニングやスイミング、シー・カヤックをして、こういったコンディションで運動することに慣れていた。
スーティル:気分は最高だし、とてもリラックスできていて、チームにもクルマに対しても自信を持っているから、また走ることが待ちきれない。