ペドロ・デ・ラ・ロサ(ザウバー)は、ザウバーが2010年のF1でダークホースになるとの報道を否定した。
ザウバーは2月のテストで素晴らしいタイムを記録していたものの、トップ4チームを脅かすほどではないとみられていた。
しかし、今週にブリヂストン関係者が、全チームの中でザウバーは最もロングランでのタイヤの使い方がうまかったと語ったことから、レース中の給油が禁止される今年、これは戦略上の大きなアドバンテージになるとの意見が広まった。
だがザウバーのペーター・ザウバー(チーム代表)は、次のようにこのような見方を否定している。
「何度も言っていることだが、テストのリザルトで予測するのは、お茶の葉で占いをするようなものだ。何年もの経験で、私は注意深くなっているんだよ」
ザウバーのこの発言に続き、デ・ラ・ロサも11日(木)、メディアへこう語った。
「タイヤに関するデータはあまり重要じゃないと思う。冬のテストでは路面温度がかなり低かったけど、実際のレースはこれから始まるんだよ」
「どのチームでも、バルセロナのときはタイヤの使い方が大きく変わるだろうしね」