10日(水)にはガレージが閉ざされたままになっていたヒスパニア・レーシングだが、ついに11日(木)、ブルーノ・セナの名前が書かれたクルマに搭載されたコスワースエンジンに火が入れられた。
晴天に恵まれたサヒール・サーキットでは、メカニックたちがセナのチームメートであるカルン・チャンドックのクルマでも準備を進めていた。
10日にもガレージのシャッターが上がることはなかったため、ヒスパニア・レーシングのクルマはバーレーンへ到着していないのではないかともうわさされていたが、12日(金)の初走行に向けて着々と準備が進んでいるようだ。
F1関係者からは新規チームに対する厳しい意見も聞こえてきているが、メルセデス・ベンツのモータースポーツ責任者ノルベルト・ハウグは、新規チームへもっと「敬意」を払うように訴えた。
「彼らの前には大きな挑戦が待ち受けているが、彼らにはもっと時間が必要だ。それなので私は、彼らに大きな敬意を払うよ」