ヒスパニア・レーシング(HRT)は、「できるだけ早い段階で」日本GPに出場するドライバーを発表する。同チームのスポークスマンが語った。
5日(火)にHRTが発表した日本GPのプレビューには、ドライバーのコメントが掲載されていなかった。そのため、HRTが誰を日本GPに出場させるのか、さまざまな憶測が巻き起こった。
その後、HRTのチーム代表コリン・コレスは、山本左近とブルーノ・セナが出場する予定だと語ったものの、確実にこの2人が出場するとは明言しなかった。
だがHRTのスポークスマンは、日本に到着後、「できるだけ早い段階で」ドライバーのコメントを発表すると語っていた。
しかし、別のスポークスウーマンは『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』に対し、レギュラードライバーでの参戦を予定しているとして、次のようにコメントした。
「いつものように、山本左近とブルーノ・セナになります」
なお、左近は7日(木)に行われる統括団体FIA(国際自動車連盟)の記者会見に出席予定だ。
前戦シンガポールGPで左近は、レースを欠場し、クリスチャン・クリエンが代役として出場した。チーム側は「食中毒」だと説明したものの、HRTがクリエンの母国オーストリアからのスポンサーを獲得していたこともあり、左近の欠場は単なる食中毒ではないと考える関係者が多い。
『BBC』のコメンテーターであるジョナサン・レガードはTwitterで、「(左近の会見出席が)金曜(8日)に彼が走ることを意味するのか分からない。今回はすしで食あたりか?」とつぶやいている。