ミハエル・シューマッハの引退をスポークスウーマンが否定

2010年09月13日(月)
ミハエル・シューマッハの引退をスポークスウーマンが否定 thumbnail

ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)のスポークスマンは、シューマッハが再び引退することを検討しているとの憶測を否定した。

このうわさの発端になったのはエディ・ジョーダン。シューマッハがF1デビューを果たしたチームのチームオーナーであり、現在は『BBC』で解説を担当している。

ジョーダンは11日(土)に、多くのチーム首脳やドライバー、そしてマネジャーらがイタリアGPのパドックでメルセデスGPのモーターホームに出入りするところを目撃したと語り、シューマッハがレースシートを明け渡すのではないかと発言。さらにこう話していた。

「根本的な何かが変化することを予感した。彼(シューマッハ)は幻滅し、引退を考えているんだと思う」

これに対し、シューマッハのスポークスウーマンであるザビーネ・ケームは、次のように反論した。

「マイケル(シューマッハ)に、今年いっぱいで引退する予定はありません」

「彼が復帰すると決めたとき、クルマの状況についてすべての情報を得ていました。だからこそ彼は、3年契約にすることを望んだのです。あの状況で、復帰してすぐに勝つことは期待できませんでした」

「クルマの開発によって、パフォーマンスが向上することを彼が望んでいたのは事実です」

「ですが、これは勝てるチームを作るための3年計画であり、まだその計画の途上です」

またジョーダンは、メルセデスGPのチーム代表ロス・ブラウンがチームを離脱する可能性があるとの「うわさを耳にした」とも語っていた。しかし、これについてはメルセデスのモータースポーツ責任者ノルベルト・ハウグが、次のように否定した。

「われわれは一致団結し、来年のクルマに取り組んでいる」

この記事をシェアする
関連トピックス
関連記事
前後の記事

前後の記事
F1 2010 ニュース一覧