ヒスパニア・レーシング(HRT)の山本左近は、2010年の残りのシーズンでレース・シートを確保できているようだ。
左近は7月のF1イギリスGPでF1へ復帰。そのときは、ブルーノ・セナ(ヒスパニア)がシートを譲った。セナはレースシートが保証されていることから、F1ドイツGPでレースに復帰している。
28歳になる左近は、今年F1デビューを果たしたカルン・チャンドックのマシンに座っている。チャンドックは、先日今シーズン中にHRTのF110マシンに戻ることを確信していた。
「シーズンの最後まで走ります」と左近がオランダ語の『formule1.nl』とのインタビューで答えた。
「ブルーノ、カルンのどちらと代わるのか、知りません。しかし、(残り)すべてのレースで走るのは確かです」と付け加えた。
セナやチャンドックとの関係に、影響は及ぼしていないと左近は語っている。
「彼らとは、いい関係を築けています。チームが、彼らのどちらかと出走するのを決定します。しかし、僕のシートについて、揺るぎないものです」と左近は断言している。
左近は、8月にTopNewsの独占インタビューに応じ、残りのレースに出走することが決まっていると語っていた。