長年ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)のマネジャーを務めてきたウィリー・ウェバーが、実刑判決を免れた。
現在はシューマッハのマネジメントに大きくかかわることはなく、シューマッハに関する商業面を担当しているウェバーだが、ドイツの法廷から実刑判決を受ける可能性が高まっていた。
2年前にウェバーは、シューマッハの物販会社の倒産に関連した事件で、執行猶予と多額の罰金判決を受けていた。
そして、今回ウェバーは、ポールポジション・マーケティング社の不正破産と横領の罪を問われ、シュトゥットガルトで裁判が行われた。
『DPA通信』や『Suddeutsche(ズュートドイチェ)』などドイツメディアが5日(木)に報じたところによると、ウェバーにはさらに2年の執行猶予判決が言い渡されたようだ。
また、慈善団体に36万ユーロ(約4,000万円)を寄付することもウェバーに命じられた。