ブロウン・ディフューザー完成を目指すメルセデスGP

2010年08月03日(火)
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メルセデスGPは、ブロウン・ディフューザーの最新版を完成させるためのパーツが、フランスのサプライヤーから到着することを待ち望んでいる。

排気ガスをディフューザーへ取り込むブロウン・ディフューザーを採用したメルセデスGPだが、最近のレースでは高温の排気ガスによって、フロアやディフューザーなど、ダウンフォースの発生に重要なパーツが溶けるという問題に直面していた。

そのためメルセデスGPは、ハンガリーGPで最新版のパーツを使用せず、イギリスGP仕様のパーツを使っていた。

「ピットから出て、そして戻ってくると、クルマの見た目が変わっていたよ」こう語るミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)のコメントを『Bild(ビルト)』紙が掲載した。

報道によるとメルセデスGPは、フランスの『Pyromeral Systems』が独占製造する宇宙船用の不燃性素材「Pyrosic」の到着を待っているようだ。

だが、この素材の輸送に問題が発生したようで、メルセデスGPのチーム代表ロス・ブラウンは「違う素材を試している」と認めていた。

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