クリスチャン・クリエン(ヒスパニア・レーシング/リザーブドライバー)は16日(金)、自身が今シーズンにクルマに乗り決勝グリッドにつくかもしれないと示唆した。
イギリスGPではブルーノ・セナ(ヒスパニア・レーシング)が、レースドライバーから外され、リザーブドライバーの山本左近が出走した。
オーストラリアの『One-HD』から、セナをなぜイギリスGPに出さなかったのか質問されたチーム代表のコリン・コレスは「われわれには、4人のドライバーいる」と答えた。
現在、クリエンは金曜フリー走行で、F110車を走らせることを望んでいる。
左近がドイツGPに出走すると発表する前に、クリエンは『motorline.cc.』のインタビューに応じて、次のように語っていた。「ホッケンハイム(ドイツGP)のプランがどうなるか、僕には分からないよ」
「誰が、クルマに乗るのか、短い期間で決定されるんだ」
クリエンは今シーズン中に数回グランプリに出走するのか質問されると「僕は、分からないよ」と答え、さらに続けた。
「まず、金曜フリー走行について僕は考えている。すべては、チームが決めることだよ」
「この前のグランプリからヒスパニアは、4人のドライバー全員が対等に扱われている。あとのことはチームが決める」
またクリエンは、チームを離脱するのではないかと推測されているジェフ・ウィリス(テクニカル・ディレクター)について、2011年仕様車に取り組んでいることを明かした。