メルセデス・ベンツのスポークスマンが2日(金)、ニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)の発言としてドイツメディアが報じたものは、文脈を無視してコメントの一部を抜き取ったものだと語った。
あるドイツメディアが、メルセデスGPの2010年型車について「悲惨だよ」とロズベルグが語り、開発が進むどころか「後退している」ことについて「怒り」を感じていると報じられていた。
しかし、ロズベルグと話したというスポークスマンによると、ロズベルグ本人もセンセーショナルな記事を狙ったメディアに不快感を示しており、メルセデスGPやチーム代表ロス・ブラウンについては「尊敬するばかりだ」と語っていたようだ。
現在、ドライバーズ選手権で7位につけているロズベルグは、「シルバーアローのチームに、心から満足している」と加えていたという。