ヴァージンのティモ・グロックは、18位でヨーロッパGPをフィニッシュした。
ティモ・グロック
「スタートに失敗して、長い間ルーカス(ディ・グラッシ/チームメート)の後ろで走っていた。彼に近づくたびにタイヤを傷めてしまったから、彼を抜くことができなくて、チャンスを待つしかなかった。そして、派手にロックして、右フロントをダメにしてしまったから、ソフト側のタイヤへ交換するためにピットへ入った」
「オプションタイヤ(ソフト側)では、クルマの調子が良くて、いいタイムで走れたけど、セナ(ブルーノ・セナ/ヒスパニア・レーシング)を抜いたとき、彼のフロントウイングに当たってしまい、リアタイヤにダメージを負ったから、またピットインすることになった」
「いいタイムで走ることができたし、最終的にはクルマにかなり満足しているよ。最終ラップにチャンドック(カルン・チャンドック/ヒスパニア・レーシング)を抜いて、ほかの新規チームの前でフィニッシュしたから、終盤はいいレースになっていた」
「また2台で完走したことは、チームにとって素晴らしいことだし、シルバーストンでのヴァージン・レーシングの母国グランプリへ、ポジティブになって向かえる」
*レース後、青旗を無視したとしてグロックは20秒加算のペナルティーを受け、19位になった。