ヒスパニア・レーシングのテスト兼リザーブドライバーになったクリスチャン・クリエンは6日(木)、チームメートとの関係が悪くなっているとのうわさを消そうとしていた。
クリエンはスペインGPのフリー走行1回目で、レースドライバーであるカルン・チャンドックの代わりに出走することになっているが、もう1人のレースドライバーであるブルーノ・セナは、この先のレースで自身がシートを譲ることは歓迎しないと認めている。
だがクリエンは『Motorsport-Magazin.com』へ、2人のレースドライバーがクリエン本人に対して不満を口にしたことはないとして、こう語った。
「何もないよ。一緒にコースを歩いたし、いい関係だった」
その一方でクリエンは、レースドライバーがグランプリの週末に「できるだけ長くクルマに乗りたいと希望すること」も理解できると話している。
またクリエンは、今後も金曜のフリー走行で走ることになるのか分からないとして、次のように加えた。
「今のところ、バルセロナが1回目として予定されているけど、他のグランプリでも同じようになるのか、チームが決めることになる」