山本左近とテストドライバー契約を結んだヒスパニア・レーシング(HRT)だが、左近以外のテストドライバーとも契約を結ぶ可能性があるようだ。
HRTのチーム代表コリン・コレスは以前から、チームのクルマF110の開発を進め、ドライバーであるブルーノ・セナとカルン・チャンドックのパフォーマンスを評価するため、報酬を支払う形で経験豊富なドライバーと契約したいと話していた。
そして中国GPの期間中、SUPER AGURIやスパイカー(現フォース・インディア)からF1に参戦経験のある左近がHRTと契約したことが発表された。
しかし、左近はスポンサーによる資金を持ち込むとみられており、HRTは報酬を支払う形で左近以外のドライバーとも契約し、主にそのドライバーが金曜の走行を担当する可能性があるとも報じられている。
しかし、左近がスペインGPの金曜(5月7日)に走行する可能性は高く、左近本人も『Auto Hebdo(オート・エブド)』へこう語った。
「グランプリの金曜日に走ると思います。バルセロナからになりそうですが、まだ決定はしていません」