シューマッハ、メディアからの批判に反論

2010年04月01日(木)
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ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)がマレーシアで、F1に復帰してからまだ6位フィニッシュが最高位なことについて失望しているか質問され、怒りを見せていた。

この質問に対しシューマッハは、こう答えている。

「なんで?」

「みんなそう考えたがっているけど、僕の見方とは違う」

シューマッハは、バーレーンGPでもオーストラリアGPでも予選でチームメートのニコ・ロズベルグに負け、決勝でもロズベルグに勝つことができず、ロズベルグの半分のポイントしか獲得できていない。

シューマッハの現役復帰が、これまでのところ期待はずれな結果になっているとの報道に対して、シューマッハは次のように話した。

「申し訳ないけど、いくつかのメディアが書いているものと僕の意見は違う。まあ、みんな自分の意見を持つ自由はあるけどね」

「僕はとても満足しているよ。僕は自分にできること、そして僕たちにできることを最大限にやったよ」

メルセデスGPのチーム代表ロス・ブラウンも、3年間F1から離れていたシューマッハが2、3レースを使って再調整するのは「普通なこと」と語っている。

また、メルセデス・ベンツのモータースポーツ責任者ノルベルト・ハウグもこの再調整期間の間、シューマッハの名誉がロズベルグによって傷つけられることはないと語る。ロズベルグにとって今年はF1での4シーズン目になるが、このうち3シーズンをシューマッハは戦っていなかった。

「彼(ロズベルグ)は、今の世代の中でも最高な評価を得ているドライバーだと思う」

「ミハエルは、(ロズベルグが戦っていた)4年のうち、3年を休んでいた。だが彼は戦うために戻ってきた。われわれのドライバー陣は、グリッド上でも最強なものだと思う」とのハウグのコメントを『The Sun(サン)』紙が掲載している。

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