ミカ・ハッキネンが、長年のライバルだったミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)の後を追ってF1へ復帰することはないと語った。
ハッキネンはシューマッハと同じく41歳だが、F1でタイトルを2回獲得し、シューマッハが引退する5年前の2001年にF1から引退した。
『Gulf News’ Xpress(ガルフ・ニュース・エクスプレス)』からF1へ復帰して再びシューマッハと戦うことを考えたか質問され、ハッキネンは次のように答えている。
「いいや考えなかったよ。F1には生活の大部分をつぎ込む必要があると分かっているからね」
「趣味のような感覚でやることはできない。全力で働く必要があるんだよ」
またハッキネンは、シューマッハが全力で復帰に取り組んでいると確信しているようだ。
「僕の場合は、いろいろなことを見て、F1という世界がどれほど厳しいのか分かっている。今は、DHL、ローレウス、メルセデス、AMGとか、たくさんの企業のアンバサダーとしての仕事で忙しいからね」
「何よりも(復帰する)時間がないし、得るものよりも失うものが多くなると思う」