ブルーノ・セナ(カンポス)がカンポスから離脱し、トロ・ロッソと2010年の契約を結ぶ可能性があるようだ。
カンポスは予算を確保できず、2010年シーズン開幕を前にしてチームを売却するのではないかともうわさされている。
そんな中イタリアの『Corriere dello Sport(コリエーレ・デロ・スポルト)』紙や『Tuttosport(トゥットスポルト)』紙は、ブラジルからの情報としてセナがトロ・ロッソへ移籍する可能性を報じた。
トロ・ロッソは、すでにセバスチャン・ブエミの残留を発表しているものの、2009年シーズン中にデビューしていたハイメ・アルグエルスアリの残留は発表されていない。
セナのトロ・ロッソ移籍が事実だとすれば、アルグエルスアリの残留が発表されていないことも説明がつく。
カンポスは、有名な“セナ”という名前によってスポンサーをひきつけられると期待してセナと契約したものの、スポンサー探しは順調ではないことが今週に明らかとなっていた。
カンポスはすでに、ビタリー・ペトロフやパストール・マルドナードなど、資金を持ち込めるドライバーとも交渉している。
また、F2チャンピオンであるアンディ・ソウセックは、カンポスに加入する資金を確保できないと語っていたものの、『EFE』通信へ今週、今でもカンポスと連絡を取っていると語った。
「カンポスと話をしているよ。複雑な状況になっているけど、選択肢の1つだと思っている」とソウセックは話している。