ブリアトーレ、F1復帰に興味はなし

2010年01月13日(水)
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ルノーの元マネジングディレクターであるフラビオ・ブリアトーレは、F1パドックへの復帰を急がないとの報道を認めた。

ブリアトーレは、ドライバーへ故意にクラッシュすることを指示したとして、FIA(国際自動車連盟)から無期限の追放処分を受けていた。

パリの法廷でこの追放処分の撤回を認める判決が出たが、今のところF1復帰に興味はないとブリアトーレは語っている。

「F1からは、長い間ブリアトーレがいなくなる。父親としての時間を大切にしていく」とブリアトーレはイタリアのテレビ局『Sky』へ語った。

59歳のブリアトーレと29歳のエリザベッタは、子どもを授かる予定だが、「マックスという名前にはしない」とブリアトーレはジョークを飛ばしていた。

またブリアトーレは、パリの大審裁判所で追放処分の撤回が認めたことはうれしかったとして、次のように語っている。

「違法性を正すことになった民主的な判決に感謝している。これが、マックス・モズレー(前FIA会長)による長年の独裁体制をくつがえす、第一歩になることを願う」

ブリアトーレは、クラッシュゲートをめぐる無期限の追放処分は、「報復」だったと以前から語っていた。

「モズレーは、誰かをお仕置きすることが好きなんだろう。プライベートでも、仕事でも何度もやっていたからな」

「長い間、私はF1に貢献しようとしてきた。今の状況にたどりつけているのは、FOTA(フォーミュラ1チームズ・アソシエーション)を設立したからであり、追い出された人物がいるおかげだ」とブリアトーレは加えている。

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