ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)がルーベンス・バリチェロ(ウィリアムズ)に対して行った、ピットウォールのギリギリまで追い込む幅寄せについて、「到底受け入れられるものではない」とニキ・ラウダが非難した。
この件についてはすでに、統括団体FIA(国際自動車連盟)のスチュワードが、シューマッハに対して次戦ベルギーGPでの10グリッド降格処分を科している。
「激しい戦いだったし、僕たちは戦うためにここにいるんだよ。でも、激しすぎたというFIAのスチュワードの判断は受け入れる」とシューマッハは処分について語った。
メルセデスGPのチーム代表ロス・ブラウンも、「われわれは、必ずしも裁定に異論がないわけではないが、ペナルティーを受け入れる」とコメントした。
しかし、ラウダはドイツのテレビ局『RTL』に対し、こう述べている。
「ああいった形でほかのドライバーを危険にさらすことは、完全に不必要なことだ」
「なぜ彼があんなことをしたのか理解できない」