ヒスパニア・レーシング(HRT)の2010年型車は、他のF1チームの水準には達していない。7日(土)の午前中にHRTからフリー走行に出走したクリスチャン・クリエンがこう語った。
今後のグランプリでも金曜のフリー走行に出走する可能性があるとみられているクリエンは、次のようなコメントを残している。
「BMWやホンダF1と比較したフィードバックをエンジニアへ与えられるから、チームは僕を迎え入れたんだ」
「このクルマは明らかに、F1の水準に達していない。ダウンフォースはあまりにも少ないし、細かい部分も他のクルマほど良くない」
クリエンは、ダラーラから供給されたクルマを走らせるのは「とても難しい」と認め、コスワースの「エンジンが主な問題ではない」と語っている。