シューマッハ、苦戦はしばらく続くと語る

2010年04月03日(土)
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ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)は2日(金)、メルセデスGPがF1のトップに立つことはしばらくなさそうだと語った。

メルセデスGPの2010年型車W01は2010年シーズンのトップグループに入るクルマだといわれており、来月のスペインGPに向けて大規模な改良も予定されていることから、トップ争いをできるようになるという楽観的な意見もチーム側から聞かれていた。

しかし、チームメートであるニコ・ロズベルグがマレーシアGP初日に3番手タイムを記録しているものの、シューマッハは次のように語っている。

「それ(速いペースを獲得する)には、僕たちが希望していたよりも少し長く時間がかかるかもしれない」

シューマッハは前戦オーストラリアGPで、ハイメ・アルグエルスアリ(トロ・ロッソ)を抜くことに苦戦していたが、メルセデスGPのクルマは「空力的にとても敏感」だとも話している。

さらに『Bild(ビルト)』紙は、「他のクルマの後ろについたときに問題を抱えている」と語るシューマッハのコメントを掲載した。

これに対しメルセデスGPのチーム代表ロス・ブラウンは、次のようにシューマッハの意見を否定している。

「もしわれわれがすぐにパフォーマンスを向上させれば、ニコとマイケル(シューマッハ)はオーバーテイクできるようになるだろう。すべてはパフォーマンス次第なんだよ」

「われわれのクルマが他のクルマよりも敏感だとは思わない」

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