ヤルノ・トゥルーリ(ロータス)は、ショートカットを認めるというF1最高権威バーニー・エクレストンの提案を笑い飛ばした。
エクレストンはフェラーリのメディアイベントで、F1での追い抜きが難しくなっていることと、テレビ中継のためのショー的要素として、1レースに5回ショートカットすることを認めてはどうかと提案していた。
しかし、エクレストンは真剣にこれを提案していないと考える関係者も多い。
そんな中、シート合わせのためにイギリスのロータス本拠地を訪れたトゥルーリは、『Reuters(ロイター)』通信へこう語っていた。
「バーニーは、ときどき明確なアイデアを提案するけど、F1で(ショートカット容認)はありえないと思う」
「僕たちがやっているのはゲームじゃなくて、スポーツなんだよ」
トゥルーリは、F1がアメリカの人気カテゴリーNASCARを参考にすべきだと語っている。
「(NASCARは)その辺がうまくて、長い間ルールを大きく変えずに、とても安定させてきた。そうでないと、家で見ている人たちが混乱しちゃうよ」とトゥルーリは加えた。