ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)が、長年のマネジャーであるウィリー・ウェバーを介さずに2010年のF1復帰を交渉したことで、70万ユーロ(約9,400万円)を節約したと報じられている。
『Bild(ビルト)』紙によると、ロス・ブラウンがチーム代表を務めるメルセデスGPと交渉する際、シューマッハは1980年代からマネジメントを任せてきたウェバーの助けを求めなかったようだ。
「少しは自分の面倒を見られるような年齢になったんだよ」とシューマッハは語っている。
これによりシューマッハは、これまでのようにウェバーに対して報酬の10%という成功報酬を支払う必要はなくなり、70万ユーロ(約9,400万円)を節約できたとのことだ。
12月下旬にウェバーは、シューマッハのマネジャーではなくなったとの報道を否定していた。
シューマッハ自身も、次のように認めている。
「ウィリー・ウェバーは、今でも僕のマネジャーであり、友人だよ。これまでと同じように、お互いに協力している」
シューマッハが2010年にメルセデスGPから受け取る報酬は700万ユーロ(約9億4,000万円)で、このほかにもすでにシューマッハは、この報酬の4倍もの金額の個人スポンサーを抱えているとされる。
ウェバーは、シューマッハの個人スポンサーをさらに増やすことに取り組んでいくと『Bild(ビルト)』紙は加えている。