ルイス・ハミルトン(マクラーレン)が、2010年シーズンは「プライベートな問題」がパフォーマンスに影響したと語った。
『Planet F1.com』によると、ハミルトンは『BBC Radio(BBCラジオ)』で次のように話していたようだ。
「プライベートな生活が昔ほどうまくいかなくて、満足できる状況ではなかった。僕がやっていることは、自分を取り巻くいろいろな事が組み合わさったものなんだ」
「ただサーキットへ行って、走るだけじゃないんだよ。自分の置かれている状況や、感情の浮き沈みもある。それに、家族や友人といった周りの人たち、そういった人たちのために割ける時間や、彼らとの関係もあるからね」
「そういったことで問題があり、パズルのピースがすべてはまっていない状態になると、ほかの面をうまくやることも難しくなるんだ。人生で重要なのは、パズルのピースを、すべて本来の場所にきちんとはめることだと思う」
ハミルトンは今シーズンの開幕直前、これまで自身のマネジャーを務めていた父アンソニーと仕事上の関係を断ち切った。また、2009年シーズン終盤から2010年シーズン開幕にかけては、ガールフレンドであるニコール・シャージンガーとの破局と復縁も話題になっていた。
そして迎えた2010年シーズン、第2戦オーストラリアGPの際には公道での暴走行為によって地元警察に捕まるなど、コース外でのトラブルでもハミルトンは目立っていた。
一時は父親とまったく会話をしていないとも報じられたハミルトンだが、その後、父親との関係は修復したとみられている。