ヒスパニア・レーシング(HRT)のチーム代表コリン・コレスは15日(水)、2010年に同チームが成績不振だったのは、経験のないドライバーを起用したためだと語った。
HRTは2010年、コンストラクターズ選手権ではヴァージンに勝ち、11位になった。しかし、純粋な競争力は、全12チームの中で最も低かった。
ブルーノ・セナとカルン・チャンドックという2人のルーキーをレースドライバーに起用して2010年シーズンを戦い始めたHRTだったが、シーズン中にはよりF1での経験がある山本左近やクリスチャン・クリエンもレースに出場していた。
「厳しい1年だったが、われわれの信頼性は、新規チームの中で最も高かった」
「われわれが(コンストラクターズ選手権で)10位になれなかった唯一の理由は、ロータスやヴァージンといったチームがシーズンを通じて経験豊富なドライバーを起用していたことだ」
「テストでは、ほかの新規チームと比べてみても、われわれは非常にいいパフォーマンスを見せていた」とコレスはHRTが発表したインタビューの中で語っている。