F1 2011年シーズン、過去最多タイのチャンピオンが参戦

2010年12月14日(火)
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2011年のF1には、過去最多タイとなる5人のチャンピオン経験者が参戦する。

2010年に自身初のタイトル獲得を果たし、史上最年少チャンピオンとなったセバスチャン・ベッテル(レッドブル)に加え、来季は2009年のチャンピオンであるジェンソン・バトン(マクラーレン)、2008年チャンピオンのルイス・ハミルトン(マクラーレン)、2005年と2006年に2連覇したフェルナンド・アロンソ、そして7度タイトルを獲得したミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)が参戦する。

最後に5人のF1チャンピオンがそろったのは、1970年シーズンだった。このときは、ジャック・ブラバム、ジョン・サーティース、デニー・ハルム、グラハム・ヒル、ジャッキー・スチュワートが戦っていた。1970年シーズンは、シーズン中に事故死したヨッヘン・リントのポイントを誰も上回れず、すでに亡くなっているドライバーがタイトルを獲得した唯一のシーズンでもある。

これまでに、6人のチャンピオン経験者がともにF1シーズンを戦ったことはない。

しかし、2007年のチャンピオンであるキミ・ライコネンと、1997年のチャンピオンであるジャック・ビルヌーブが今でも現役ドライバーとして活躍している。この2人も2011年のF1復帰がささやかれており、これが実現すれば最大で7人のチャンピオンがそろったことになるが、この2人のF1復帰は可能性が低くなっている。

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