ジェローム・ダンブロシオのF1デビューが間もなく発表されると報じられている。
ダンブロシオは2010年シーズンの数戦で、ヴァージンから金曜のフリー走行に出走。このときは、ルーカス・ディ・グラッシ(ヴァージン)の代わりとしての出走だった。
ヴァージンには、来季もティモ・グロックが残留するとみられるが、『La Derniere Heure(ラ・デルニエール・ウール)』や『La Libre(ラ・リブレ)』などベルギー紙は、ほぼ間違いなくダンブロシオがグロックのチームメートになると報じている。
報道によると、ヴァージン・レーシングは先週の段階ですでに契約を承認しており、チームの新株主であり、タイトルスポンサーでもあるマルシャの承認を待つのみだという。
2011年ドライバーはクリスマスまでに正式発表されるとみられ、ダンブロシオも自信があるとして、こう語っている。
「自分にできることはやった。あとは待つだけだよ」
残留が決定しているとみられるグロックは、発表が遅れていることに理解を示している。
「経験と若さを最高な形で組み合わせ、できる限り早く開発を進め、進歩し続けることを確実にするために、テストやレースでチームが最高な情報を得られるよう時間をかけて選ぶことは正しいよ」とグロックは語った。