マーク・ウェバー、引退報道についてコメント

2010年11月12日(金)
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マーク・ウェバー(レッドブル)が、今季限りでF1を引退するとの憶測を否定した。

自身初のF1王座獲得を目指して最終戦アブダビGPに挑むウェバーだが、前戦ブラジルGP直前、レッドブル首脳陣は感情的にチームメートのセバスチャン・ベッテルへ肩入れしていると不満をぶちまけた。そのため、来年の契約を結んでいるものの、今シーズン限りでレッドブルを離脱し、F1からも引退する可能性があると報じられた。

しかし、ウェバーは引退の可能性を否定。『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』へ次のように語っている。

「今でもレース前には胃がキリキリするよ。自分が負けるのかどうか気にならなくなったとしたら、それが潮時なんだと思う」

だがウェバーは、いずれ引退のときが来るとして、こう続けた。

「(引退について)少し慎重になっているんだ」

「(F1界の)全員が、F1を中心にした生活リズムになっているんだよ。月曜の朝に起きると、チームから送られてきたレースのデータを確認するため、コンピューターをチェックする」

「そしてレースエンジニアに電話するんだ。(引退したら)人生がまったく違う方向へ進むことになる」

「新しい経験になるんだよ。これまでの人生のほとんどを、レースだけに費やしてきた。まだそのときではないけど、(引退の)タイミングは絶対に間違えたくない」

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