ブリヂストンの韓国GP決勝レポート

2010年10月24日(日)
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ドラマチックなレースとなった初の韓国GP決勝は、ウェット-ウェット-インターミディエイトの戦略を用いたスクーデリア・フェラーリ・マールボロのフェルナンド・アロンソ選手が、今季5度目の優勝を飾った。

レースは雨でスタートが遅延。さらにはセーフティカーの先導でのスタート及び再スタートとなった。全員がブリヂストンのウェット・タイヤでスタートしたが、その後はコンディションが向上し、インターミディエイト・タイヤへと交換することができた。

ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスのルイス・ハミルトン選手が2位、アロンソのチームメートのフィリペ・マッサ選手が3位でフィニッシュ。ふたりはアロンソ選手と同じタイヤ戦略だった。タイトル争いを続けるレッドブル・レーシングのマーク・ウェバー選手とセバスチャン・ベッテル選手はフィニッシュできなかった。

安川ひろし(ブリヂストン モータースポーツ推進室長)
「今日は素晴らしい初の韓国GPを見ることができましたし、ブリヂストンが貢献できたことを誇りに思います。優勝したフェルナンド・アロンソ選手とフェラーリにお祝いを申し上げます。また、素晴らしい戦いで2位入賞を果たしたルイス・ハミルトン選手にもお祝いを申し上げます。フィリペ・マッサ選手の表彰台フィニッシュ、ミハエル・シューマッハ選手の4位もうれしく思っています。今回は難しいグランプリでしたが、チーム各位に加え、最後までプロ意識に徹したFIA、オーガナイザー、サーキットのオフィシャルやマーシャルの皆さんは素晴らしかったと思います。この新しくエキサイティングな市場でのF1開催を成し遂げたオーガナイザーの皆さんは素晴らしい仕事をしてくれました。ここに集まってく
れたファンや世界中のファンの皆さんにも、今回の素晴らしいレースを楽しんでいただけたと思います」

浜島裕英(ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部フェロー)
「今日は期待やドラマが数多くあったレースでした。何度も遅延になりいらだちもあったと思いますが、安全性が第一ですし、視界も良くありませんでした。インターミディエイトもウェット・タイヤも素晴らしいパフォーマンスを見せましたし、アロンソ選手は非常に優れたタイヤのマネジメントでフィニッシュラインまでペースをキープしました。今回はブリヂストン初の、そして最後の韓国GPでしたが、ここ霊岩の週末を通して、われわれの全てのタイヤが素晴らしいパフォーマンスを発揮したことを誇りに思います」

(ブリヂストン・プレスリリース)

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