GP2の新チャンピオンであるパストール・マルドナードが、ウィリアムズと2011年の契約を結んだと報じられている。
これは、ブラジルの『Grande Premio(グランジ・プレミオ)』誌の電子版『Warm Up(ウォーム・アップ)』が伝えたものだ。報道によると、マルドナードの加入によってシートを失うのは、ルーキーであるニコ・ヒュルケンベルグだという。
マルドナードは、10月の第2週に母国ベネズエラの首都カラカスで、ウィリアムズの首脳やマルドナードの個人スポンサーであるPDVSAの首脳陣が立ち会う中、契約書に署名したと伝えられている。
ウィリアムズは、今シーズン末にRBS、フィリップス、エアアジア、マクレガーといったスポンサーを失うことから、1,500万ユーロ(約16億8,000万円)の資金を持ち込むとも言われるマルドナード以外に選択肢はなかったようだ。
ウィリアムズから、正式なコメントは出ていない。