ペドロ・デ・ラ・ロサは、シーズン途中でザウバーのシートを失ったことに傷ついたようだ。
9月のイタリアGPまでザウバーからレースに参戦していたデ・ラ・ロサは、シンガポールGPから最終戦までの5つのレースにおいて、ニック・ハイドフェルドにシートを奪われてしまった。
ペーター・ザウバー(チーム代表)は、C29のペースを正確に測定するために、ドライバー変更を決めたと語っている。
デ・ラ・ロサは、「それが正しい判断であったかどうか、見極めるために」最終戦アブダビGP後、チーム代表のペーター・ザウバーに聞いてみるとスペインのラジオ『Cadena Ser(カデナSER)』で語った。
デ・ラ・ロサは、自身の一貫性がドライバー交代の理由であるというザウバーから説明に「傷ついた」と明かした。
また、ハイドフェルドについて「良いドライバーではあるが、今のドライバーの才能にあまり差はない」と語っている。
デ・ラ・ロサは、自身に強力なスポンサーが付いていれば「そこにまだいたはずだ」と語った。
残り3戦となりチャンピオン争いについてデ・ラ・ロサは、同郷のフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が獲得するとみているが、「頭の中で考えている事なのか、自身の気持ちなのか、分からない」と語った。
韓国GPは、レッドブルが優勢と伝えられているが、デ・ラ・ロサは、タイトなセクションはレッドブルが有利だと認めつつも、ロングストレートではフェラーリが有利だとしている。