2010年シーズンも残り3戦となり、マクラーレン勢がチャンピオンに輝く可能性が小さくなった。
「表彰台でも無理だよ」
「もしライバルが問題を抱えて、優勝すれば可能性はある。でも、レッドブルが残りの全レースで完走したら、圧勝するだろうね」とマクラーレンのルイス・ハミルトンは日本GP後に語った。
ハミルトンのチームメートであり、昨年のF1チャンピオンのジェンソン・バトンも、タイトルの防衛が難しいと認めた。
「(次戦の)韓国GPでクルマの改良がうまくいって、レッドブル勢に近づけない限り、ほぼ不可能だね」
「レッドブルがクラッシュしたり、信頼性の問題を抱えたりすることを願うのはイヤだし、僕たちにも彼らに挑めるクルマがあると願いたい。でも、彼らが(日本GPのような)ペースを見せたときには、彼らは楽勝なんだ」
現在、ランキングの首位にいるのはマーク・ウェバー(レッドブル)。ハミルトンは28ポイント差の4位、バトンは31ポイント差の5位につけている。