ルイス・ハミルトン、F1韓国GPではギアボックス交換を避けられる？

マクラーレンは、所属するルイス・ハミルトンが、次戦の韓国GPでグリッド降格にならないと自信を見せている。

ハミルトンは日本GPの予選前、ギアボックスの交換を行っていた。2010年のF1では、4戦連続で同一のギアボックスを使用することが義務付けられているため、ハミルトンには5グリッド降格のペナルティーが科された。

しかし、ハミルトンは決勝でもギアボックスのトラブルに見舞われ、3速を使えない状態でレースを終えていた。そのため、韓国GP前に再びギアボックスを交換した場合、ハミルトンは韓国GPでも5グリッド降格のペナルティーを受けることになる。

まだ王座獲得の可能性を残すハミルトンだが、このトラブルのために日本GPではペースを落とさざるを得ず、結局は5位でレースを終えた。

「タイトル争いはいい状態じゃない」とハミルトンも認める。

マクラーレンは初期的な検査により、ハミルトンのトラブル原因は、ギアボックスの構成部品の1つ、ドグリンクの故障だとみている。

しかし、マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュは、次のように韓国でのペナルティーを避けられると自信を見せた。

「韓国でのグリッドペナルティーなしに問題を解決できると自信を持っている」

「最後の3戦に向けて、100％の信頼性を確保しなければならない」

「このまま攻め続け、このクルマの開発も継続していく。われわれが、アブダビで王座獲得を目指して戦えない理由はない」

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